
「学びを楽しむ」フレッシュセミナー。今回は数字カードを使った虫食い算の内容から一部分を紹介します。
虫食い算をやってみよう
1から9までのカードを使って計算をつくります。子どもたちとやるときには、簡単なものから始めて、次第に難度をあげていくといいです。
まずはウォーミングアップ。9枚のカードから、6枚使って2けた+2けたで答えも2けたの計算をつくりましょう。

この段階でさえ、できない子がいるかもしれません。
その場合は、全部を見せないで、一部分を紹介します。
「Aさんがつくった計算から紹介するよ」


「できた人? それがAさんのつくったものと同じだと思う? 違うと思う?
え? 違うことがあるの?」
といったやり取りを見せると、理解できていない子にもなんとなく想像がつきます。


上のような計算ができました。
「ほかにはないの? たして5になる組み合わせは、もっとありそうでしょ?」と教師が言ってみます。
「だって1と4でもできるでしょ。2と3でもいいじゃない」と続けて揺さぶりをかけると
「3も4も使えないよ」
「どうして?」
「だって、十の位でもう使っているじゃん」
「そうか!」
このぐらいゆっくり進めていきます。
この答えは上の組み合わせだけになりますが、答えが複数になるものも作れます。
算数では、答えが一つに決まるだろうと思っている子が多いので、はじめこのように答えが一つに決まる問題を出して、あとで答えが複数あるものを出すと驚きが生まれます。
では、答えが複数になる問題を作ってみましょう。
答えが95になる組み合わせはどうでしょう。

簡単なのは答えだけを残すパターン。でも、それではカルチャーショックは起こらないから、もう1枚決めてもいいかな。下のように2を入れてみたらどうでしょう。

いかがですか?
教材をつくるときに、試行錯誤しながらやってみましょう。パズルをパズルで終わらせないで、この時間でどんな子どもに育てたいのか、どんな思考力を育てたいのか、目的をしぼって取り組むと、パズルでも学習が深まります。
*講座では、このあと9枚全部使って、3けた+3けたで答えも3けたになる小町算を紹介しました。(→こちら)