6年生の「算数の力」の最初、5年の基礎的な内容の復習のページのあとに「読み取って考えよう」というページがあります。
すぐにやってくる学力テストのような問題に慣れさせてあげようというページです。

苦手な子どもたちにとっては文章も多くて、(うわっいやだ)となってしまうところかもしれないので、できれば授業で一緒に取り組んでみて欲しいところです。
まずは提示された絵やグラフのところだけを見るのでよいように、白紙やノートなどを重ねて他の文章が目に入らないようにして見ます。
これだけで負担は減ります。

そして、絵やグラフから考えられることを自由に発言させます。
ともかく場面をイメージしてくれればいいのです。
それが終わったら最初の問題文の前半だけを読ませてみます。
意図が理解されたら、つぎの文へと進みます。
すると、ぱっと見た目は字がいっぱいで複雑そうだけど、なんだこうしてゆっくりと進むと案外できるじゃないかと思えるのものが1番に用意されています。
2ページ目も同じでグラフを読み取る問題も最初の選択肢ひとつだけを一緒に読んでみます。

ここでも、文章の前半をまず読み、グラフのどこをみるのかをみんなで話題にします。
そして文の後半を読むと最初の選択肢は、間違っていることがわかります。
ここでも、なんだ、ぱっとみたときには大変だと思ったけど、こうしてゆっくり答えを求めるとき少しずつ読めば、書かれていることはそれほど難しくないじゃん!と、子どもたちが感じる時間を作ってほしいのです。
ともかく場面をイメージしてくれればいいのです。
この成功体験が、長い文章の問題に次に自分一人でむきあうときのエネルギーになります。
算数の力にはこうした少し手応えのあるページと、子どもたちに完全に任せてしまってよい基本的なページやイメージ遊びで楽しめるものが混ぜられています。
ページをみながら家庭学習で任せてしまうときと、一緒に授業で一部分や前半だけを扱ってみるとよいところを区別していただくとより効果的です。